タコスのスタンダードはパストール

メキシコでタコス屋さんはタケリア(Taquería)と言います。本屋はリブレリア(librería)、パン屋はパナデリア(panadería)。ナントカ「ría」が店「屋」の意味なので、近所のファラフェル屋さんは「ファラフェリア(Falafería)」。おもしろいぞスペイン語。

そしてたいていのタケリアのメニューのトップにくるのがパストール(pastor)。店頭でぐるぐると火にあぶられているお肉をさっとそいで、トルティージャ(トウモロコシ生地の皮)の上にのせてくれます。それに玉ねぎとパクチーをふりかけて提供。テーブルのサルサ類を自由にトッピングしていただきます。この日(写真を撮った日)はオルチャータという甘い飲み物と一緒にオーダー。パストールは1枚10ペソ(60円くらい)、オルチャータは12ペソ。パストールはトルティージャが1枚で10ペソなんだけど、ほかのタコスは20ペソ(120円くらい)以上。そのかわりトルティージャが3枚くらいついてきます(要はボリュームが多い)。なので、コスパ的にはかわらず。パストールは「おつまみ感覚でみんな食べてね」的なメニューなのかもね。