メキシコのりこ

東京で社会人を20年ちょっと、からのメキシコ暮らし。

メキシコ留学で有名なCEPEのポランコ校でクラスを受けるには

メキシコ留学を考えている人が、「メキシコ 語学留学」の検索キーワードでおそらく一度はたどりつく学校が「CEPE(セペ)」。ここはメキシコの超有名大学「メキシコ国立自治大学(Universidad Nacional Autonoma de Mexico、通称UNAM_ウナム)」の語学センターで、日本からはもちろん世界各国から多くの語学留学生を受け入れています。

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UNAMのキャンパスはメキシコシティの南部エリアにあるのですが、実は中心エリアの「Polanco(ポランコ)」にも分校があります。ポランコは大使館員や駐在員などが滞在する高級住宅エリアで、語学を学ぶためにメキシコに来る学生よりも、駐在員の奥さん(いわゆる駐妻さん)や仕事をしながら勉強する人たちが学生に多いようです。

UNAMキャンパスの本校は、毎日通うコースしかないのですが、ポランコ校は週に2日または3日のコースがあります。仕事をしながら勉強するのにはちょうどいいペースだと思い、受講することにしました。

ポランコ校は地下鉄7号線のポランコ駅から歩いて10分くらいのところにあります。駅を出て人も車も多い道をまっすぐ行くだけなので、危険を感じることはありません。

私が登録したのは8月半ばから12月1週目までトータル3カ月ちょっと、1回2時間半、週に2日通うコースです。inscripción(登録)はコースがはじまる2日前と1日前の2日間。特にアポイントを入れる必要もなく、HPに出ていた時間内に訪れるだけです。

登録の流れは、まずは受付でコロカシオン(レベルチェックテスト)を受けたい旨を伝え、渡された用紙に名前などの必要事項を記入。先生に案内されるまま、教室に入って簡単な口頭レベルチェック。いつメキシコに来たのか、どのくらい住んでいるのかなどを聞かれるのでそれに答えます。

次に筆記試験。別の部屋に通されて、マークシート式の試験用紙をもらいひたすら解くのみ。簡単な設問から徐々に難しくなる問題構成で、私は分からないところは無記入で提出。接続法はもうわすれちゃってたので、半分くらいは空欄で提出しました。そのあと、記述テストもありました。友だちにメキシコや日本を案内する手紙を書きなさいみたいな設問があり、100ワードぐらいで答えるもの。DELEの記述試験に似ているように思います。レベルチェックなのでできなくてもOK、むしろできない部分はできないまま出した方がよいと思います。

口頭、筆記、記述の試験が終わったら、10分くらい待って、すぐにレベルを提案してくれます。そのレベルでよいかを口頭で少し確認されてOKの旨を答えたら、そのコースで登録手続きに進みます。私は動詞の活用がやっぱり苦手で、ちょうどそのレベルのコースを提案してくれて、レベル3からスタートすることになりました。

レベルが書かれた紙を手渡されるので、それを持って受付へ行き、登録作業をします。案内されるままにパソコン画面に自分でいろいろと情報を入力。パスポートに書かれている名前、日本での住所、メキシコでの住所と電話番号、メールアドレスと学生に割り振られるページにログインするためのパスワードを登録しました。パソコンのキーボードがスペイン語仕様なので、ちょっと迷いましたが側に係の人がいてくれるので大丈夫。

それから私はパスポートをコピーして持って行ったのですが、たぶんコピーを持って行かなくてもその場でコピーをとってくれると思います。パスポートでなくてもID(在留カード)でも大丈夫そうでした。

受付で登録をしている時に紙を渡され、それを持って次は支払いのコーナーへ行きます。支払はカードのみです。

受付の人も先生も、私がうまくスペイン語を理解できなくても「大丈夫よ〜」の雰囲気を出してくれるので、気負いすることも緊張することも萎縮することもなく万事スムーズに登録を終えることができました。ちなみに登録時にかかる料金は以下の通りです。

・授業料7500ペソ

・登録料400ペソ(1年に1回発生する料金)

それから、最初に受付をしてから、支払い、登録までトータルで2時間弱くらいかかりました。久しぶりにスペイン語のテストを受けたので、終了したころにはちょっぴりぐったりでした。

教科書はクラスの初日に購入します。オリジナルテキストで650ペソ。領収書が必要な

場合は発行してもらえます。

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