死者の日パンの食べ比べ2019 inメキシコ
メキシコで10月にはいるとよく見かける「死者の日パン(Pan de muerto)」。メキシコでは11月1日と2日が死者の日で、死んだ人が帰ってくる日と考えられています。そう、ディズニー映画『リメンバー・ミー』で描かれたあの世界! 1日は子どもの霊が、2日には大人の霊が帰って来るそうです。その死者の日に食べるのがこのパン(死者の日に食べると言っても10月はじめからパン屋やスーパーマーケットで売っていて、死者の日だけに食べるパンではなさそうです)。そこで、10月に私がたべた死者の日パンを紹介します!
◆スペラマ(13ペソ)/スーパーマーケット
基本的な要素はこれ。十字架のようなデザインがなされた丸いパンの周りには砂糖がたっぷり。でもこのパンを見たメキシコ人は「これにはaluma(魂)が入っていない!」とのこと。パンの真ん中(てっぺん)に、魂の印がはいるんだそうな。買ったのはメキシコのスーパーマーケット「スペラマ」。生地がみっしりしているけれどふんわり感もあっておいしかったです。
◆レカロス(Recaroz)15ペソ/パン屋
通勤途中にあるチェーン店「レカロス」の死者の日パン。スペラマのより水分が少なめでしたが、パサパサ感もありませんでした。ちょうどいい感じ。
◆Quality 10ペソ前後/パン屋
バスコンセロス図書館の近くのパン屋さん。街のパン屋らしくぼてっと素朴な焼き上がりなのがいい!
◆エル グロボ(EL GLOBO)27ペソ/パン屋
メキシコでも歴史のあるパンブランド「EL GLOBO」。数年前に巨大な食品メーカー「BIMBO(ビンボ)」に買収されたらしいですが、ビンボー感はまったく感じさせません。オレンジの香りを聞かせていて、お値段もスーパーの倍だけある上品な仕上がり。
◆ラ バランス(La Balance)27ペソ/パン屋
前出のエル グロボ系列のパン&ケーキのお店でチョコチップ死者の日パン。生地はしっかり目で食べ応えあり。
◆エスペランサ 18ペソ
エスペランサの死者の日パンは、真ん中にしっかりと魂印が。