メキシコのチーズマフィンがお得で美味!
前回に続き、メキシコのパン屋ウォッチング(4)。スペラマのマフィンが美味しかったことに気を良くして、パン屋のエスペランサで見つけたチーズマフィンにトライ。マフィンというかこのルックスは小さいチーズケーキ。
割ってみたらなんとこのしっとり感! 期待が高まります。でも期待値が高すぎるとがっかりする率が上がるので、焦る気持ちを抑えながらの一口目。おお! 美味しいじゃないか! 甘さは多少強めだけど、甘すぎない! やるなエスペランサ、と思わず声を上げてしまいました。
これで11ペソなんてお得だわ。
ぎゅうっと詰まった感のあるハード系パンが好きな人にはスーパー「スペラマ」のバゲットがおすすめ。1本21ペソ(120円くらい)という価格のとらえ方は様々ですが、日本でこれを買おうと思ったら安くても360円はするかなというくらいのクオリティ。前回、「エスペランサ」というパン屋のバゲットがいちばん! と書きましたが、今回はそれを超えたかも!? エスペランサのバゲットは少し細長め。スペラマのバゲットはそれよりも一回り太っていて、みっしり感があります。スープや卵料理など軽い物と一緒にいただくならエスペランサのバゲットを、魚や肉などの食事と一緒に食べるならスペラマと使い分けられそう。
小麦が香る一本は、朝イチで買ったものを朝イチで食べたからかもしれませんが皮がパリッパリ。一本ずつ包装されて製造情報がシールで貼ってあるのも安心感が増します。さらにこのビニール袋、小さな空気穴が開いていて、おそらく完全に冷めていなくても湿気が抜ける仕組みになっているのみたい。ってことは時間がたったら少し乾いちゃったりするのかな。それはちょっと心配。
次に食べたのは・・まずはそのルックスからご紹介。
おお、なんだこれは。生地を絞り出して焼いた感じ。トングで待ってみると拍子抜けする軽さ。こ、これはメレンゲを焼いたやつ? ピンクや紫、グリーンといったなかなか派手な色づかいに買うことを躊躇していたのですが、ついに買ってみました11ペソ也。そして中を割ってみると。
はい。予想通り、メレンゲを焼いたやつでした。サクッとした生地は口の中でほどけていきます。まぁ、美味しいけどポロポロこぼれて食べにくいし、腹持ちはほとんどゼロ。気分転換したいときに選ぶのがいいでしょう。
スーパー「スペラマ」で売っているこのパッケージのパンがなかなか便利で美味しいのでご紹介。4個入りで25ペソ、1つだと40円ぐらいのパン。パン屋のパンと違うのは個包装ということ。いかんせん乾燥の国メキシコはパン屋のパンはすぐにカピカピしちゃう。でもこの個包装ならいつだってフレッシュ。
さらにはパンに切れ目が入っていて、いつでも何でもサンドして食べられるのが便利でいい!
ハムチーズや卵はもちろん、チョコシロップやヌテラなんかの甘いものも。生地はしっとり系で少し甘め。でもしょっぱい系の具にも合いますよ。
続いてエスペランサのボカディージョ45ペソ。ほかのパンに比べて300円弱とお高めですが、なかなか美味。パンはカリッと固め、具材は3種類くらいのチーズとハム。パンが固めなのでトマトなんかの水分系の野菜は不要だなと思いました。チーズのひとつは多分スモーク。ほんのり燻製の香りがして美味しかった!
ボカディージョのついでに買ったチョコマフィン11ペソ。ちょっとポロポロして食べづらいのですが、甘すぎなくてよかったです。
同じくエスペランサのアップルマフィン11ペソ。クランブルがサクサクです。
半分に割ると・・中にちょっぴりジャムがin。
次も同じくエスペランサのハムチーズパン9ペソ。
こんな感じでたっぷりのクリームチーズが巻かれています。生地もしっとり。ゴマの風味がかなりしていて美味しいです。
ゴマボリージョ(勝手に命名)2ペソ。ゴマが香ってこの値段は安いなぁ。
ふたつ前のハムチーズのチーズを抜いてをぐるりと巻いたやつ12ペソ(ただし違うパン屋の)。ゴマがたっぷりで、朝の出来立てを買ったらゴマの香ばしい風味がイケてました。