メキシコ国立人類学博物館の2階には何がある?
メキシコシティの人気観光スポット、国立人類学博物館。建物は2階建てになっていて、1階は古代遺跡関連、2階にはメキシコの民俗学の展示があります。
1階だけでもじっくり見ていたら丸1日かかるくらいのボリュームで、1回の旅行で1日しか行けないなら、断然1階を存分に満喫すべし。ですが、遺跡に興味がなかったり、遺跡を見る時間は少し省いてもいいよという方なら、2階にもぜひ足を運んでみてください。展示はメキシコ各地に暮らす人たちの文化の紹介で、日々の暮らしや宗教観、お祭りや民芸品などが展示されています。
エルメスのデザインに採用されたことで有名なオトミ族の刺繍も見ることができます。オトミの刺繍は市場でも時々見かけますが、なかなか高価なものです。しかもこれほど大きいものはまず見かけないので、ぜひじっくり鑑賞してください。
次に私が注目したのが、メキシコシティの北西に位置する4つの州にまたがるエリア、Gran Nayer(グラン ナジャール)で見たデザイン。
なんとも精密でカラフル!
ナワトルのエリアにはちょっと面白い作品も。
これはトウモロコシ占いなんだとか。さすがトウモロコシの国!
ほかにもオアハカエリアにはアレブリヘと思われるキュートな民芸品も。
メキシコシティの民芸品の市場に行くなら、ここで下見をするというのもいいかもしれません。