メキシコのりこ

東京で社会人を20年ちょっと、からのメキシコ暮らし。

メキシコ・チアパス旅行のトイレ事情

日本で暮らしているとウオシュレット付きのトイレなんて当たり前、終えたことを察知して自動で流れるトイレ、便器の蓋の開閉すら自動という、世界屈指のキレイ好き(たぶん)な日本人。わたしを含めて旅先のトイレ事情が気になるという方、多いかもしれません。

そこで、今回旅したメキシコ・チアパス州の街サンクリストバル デ ラスカサスと、パレンケ遺跡への1日ツアーで利用したトイレ事情を書いておきます。

トイレのイメージカットで滝の写真

まずはサンクリストバルの街。わたしはサンクリストバルの中心エリアにある、1泊250ペソ(1500円くらい)のオステル(Hostel)で12泊しました。トイレとシャワーが個室に付いていて、キッチンが共同。トイレはしっかり水洗で、日本のものほど流水の力強さはないものの問題なく使えました。もちろん便座は冷たいのですが。ちなみにサンクリストバルの街はメキシコの南部、北緯16度にあります。沖縄・那覇の北緯は26度。それよりも赤道に近いエリアと聞けば常夏、熱帯気候を思い浮かべるとことですが、ここは標高2000mを超える街。冬の朝夜はかなり冷えるので、起きぬけに&寝る前にひんやりした便器に座るのは、ちょっぴり勇気がいるかもしれません。

ついでにシャワーの使い心地は今ひとつ。お湯が出るには出るのですが継続的に出続けることがなく、熱いうちにさっと浴びて湯を止めて体を石鹸で洗い、再びお湯を出して泡を洗い流します。このタイミングをつかむのに少々時間を要しました。ホステルレベルでは、そういったシャワーシステムが多いのだそうです。

次にパレンケ遺跡1日ツアーのトイレについて。トイレはツアー先のラストランや施設にある、有料(たいてい5ペソ)のものを利用します。トイレの前にいる人にお金を払います。トイレットペーパーを設置していないところはお金を払う時にペーパーをもらえます。

トイレの個室には荷物をかけるところはほぼないので、リュックなら前側に背負うと良いのかなと。リュックまたはたすき掛けができるバッグが便利かと。そして流水の強度は普通ですが、時々怪しい時があるので2回以上オシリを拭く場合はちょっと注意した方がいいでしょう。一回流すと次に水が溜まるまで時間がかかるので、音消し流水はもちろんなしで。わたしは拭いた紙をすぐに便器に落とすのではなく、流水バー(またはボタン)をひねって勢いを見極めた上でココだ!というタイミングで便器に流してました。これが結構うまくいく!

便座はといえば、たまーに、女性が座る用のやつがないところがありました。いわゆる男性と同居したときにときによくある喧嘩のタネ「トイレのフタ開けっぱなし事件」のフタと一体化しているアレ。アレがないと座るところが細くて不安定だし衛生的に疑問なので、きっちり座らずにエア便座みたいな感じで使うのがよろしいかと。

以上、メキシコ・チアパス旅行のトイレ事情でした!