メキシコに来るなら生グアバを食べてみて
グアバというフルーツの名前は知っていたけれど本物を見たことがなかった私は、「これだよ」と言われても全然ピンとこなかった。
ほら、このルックス。ん? ってなるよね。グアバはスペイン語でグアバジャ。そう、これがグアバじゃ、間違えた・・グアバジャです。
メルカド(市場)でおじさんに「これなに」と聞いたら「グアバジャ」との返答、で、私がへぇ・・(なんだろ、コレ?)、と思案していたら、その場で手で実をがばっと割ってくれて「ほら今、食べてみな」とのこと。その場で味見をしたところ・・おいしいじゃないか! で、うちに帰って辞書で調べてみたら、グアバジャはグアバのスペイン語だったことにようやく気付いたのでした。
いちいち包丁とか出さなくても、手で割れるのがいい。ほんのり酸っぱくてほんのり甘くて「これがグアバかぁ」という、初めての味わいです。難点といえば食べるところのほとんどが硬いタネだということ。柔らかい皮を手で無造作に割ってから、中の果実をそのままガブガブと食べるわけですが、種を吐きだそうにも、なにしろタネが小さい。しかも、種の周りにもおいしい成分がまとわりついているので、タネをだそうとするとそのおいしいトコロも出してしまうことになる。うーん、それはもったいないので、結局いつも食べちゃってます。タネは身体にいいっていうしね(チアシードとか!)。ででもたぶん消化せずにそのまま体外へ排出されるのでは、と思うくらいタネが硬いから、チアシードのような効果は期待できないのでは、と思っています。
グアバは私の中でなぜだか赤い果物だったんだけど、こちらのグアバジャの果肉は白いです。あんまりタネを食べすぎると、ハラを下すことがあるそうなので、注意しながら今日もグアバジャ、いただきます!