メキシコのりこ

東京で社会人を20年ちょっと、からのメキシコ暮らし。

トウモロコシの国でコーンスナックを食べ比べ

 お米の国ニッポンのスナックといえば、おせんべい。スーパーの棚にはずらりお米で作ったお菓子がならびます。ところ変わってメキシコで、日本でいうところの「お米」の立ち位置なのがトウモロコシ。

メキシコ人の毎日に欠かせないトルティージャはトウモロコシの生地を薄く焼いたもので、このトルティージャに、炒めた各種肉類をはさんでサルサ(ソース)をたっぷりかけて食べるのがタコス。ちなみにトルティージャは、揚げたりスープにしたりと様々な料理の材料にもなります。

朝食の定番タマルとアトレも材料もトウモロコシ。さらにはトウモロコシにマヨネーズ&チーズを合わせてチリスパイスを効かせたエローテやエスキーテはどこに行っても屋台が出ていて手軽に食べられる美味しいおやつです。そして古代の伝説にはトウモロコシの神様だって登場、というか、メキシコ人はトウモロコシから生まれたという神話までもあるそうで。

とにかく! メキシコ人の魂、ソウルフードの原点がトウモロコシなのです。

だからメキシコのスーパーで、お米の国ニッポンの米菓の立ち位置にあるのがトウモロコシのお菓子。日本でトウモロコシスナックと言えばひとり勝ちといっていい「とんがりコーン」(ワタシ調べ)ですが、メキシコのスーパーにはそんなトウモロコシスナックがズラリ。とんがりコーンファンとしては、なんて幸せな国なの! 

というわけで、トウモロコシの国のおいしいトウモロコシスナックを紹介します。小さいサイズは10ペソくらいからあるので、ばらまき土産にしてもよし、40ペソくらいする大袋を買ってホテルで思う存分バリボリしてもよしです。

f:id:quericonoriko:20190129042816j:image

f:id:quericonoriko:20190129042856j:image

 

「fritos(フリトス)」近所のメルカド(市場)で10 ペソ

f:id:quericonoriko:20190207094224j:image

f:id:quericonoriko:20190207094345j:image

フリトスはチレ&レモン味も。ちょっぴりスパイシーでほんのり酸っぱい。刺激が欲しいときの一袋。

 

f:id:quericonoriko:20190118123241j:image

「Rancherios(ランチェリオス)」近所のメルカドで10ペソ

f:id:quericonoriko:20190118123246j:image

お次は「Takis(タキス)」56g10ペソ。

f:id:quericonoriko:20190131064704j:image

タキスは生地が丸まっていて食べやすい! フエゴ味(直訳すると火の味)はまさに口から火を噴くような辛さ。ほかのコーンチップスに比べてピカイチで辛いです。

f:id:quericonoriko:20190131064947j:image