メキシコで超有名な「ビンボーパン」って?
メキシコ生まれのパンメーカーBIMBO。そしてみんな大好きなビンボー。スーパーのパン&袋入りトルティージャの棚のかなりのスペースを占めるビンボーは、日本でいうところの山崎製パンを超えるくらい超有名なパンメーカー。スーパーやコンビニはもちろん、駅の売店にも常備されています。日本人の語感的にビンボー=貧乏をイメージしてしまって、なにかと面白いのがビンボーパンなのです。
白いクマのイラストがトレードマークで、「ビンボーグループ(Grupo BIMBO)」として、アメリカ、カナダ、ラテンアメリカのほかヨーロッパなど32か国、1万3000以上の商品が流通しているそうです。かわいい顔をして、なかなかやり手のクマですね。
ビンボーブランドは、ビンボーロゴが目印の商品のほかにもいろいろなブランドを持っていて、スーパーで「ビンボーじゃないパンを買おう」と思っていても、「実はそれもビンボーですよ」なんてこともよくある話。
「ちょっと小腹が減ったな」というときに私がよく買うのが、こちらのビンボーミニドーナツです。直径が5cmくらいで4個入り。この「ちょこっと感」が絶妙で、ついつい買ってちょこちょこ食べちゃう。おデブまっしぐらの一品です。
味は日本の駄菓子屋さんなんかで、ひとつ30円くらいで売っているミニドーナツと似ています。白い粉砂糖のようなものがまわりについていて、あまり長くカバンの中に入れているとちょっとべちゃっとした感じになるので要注意です。
ドーナツより甘いものを食べたい時はこちら。バニラ風味のカップケーキ風。
大きさはこのくらい。手軽に食べられます。
生地が柔らか目なので、食べるときに少しポロポロしちゃうかも。
こちらはぶどうパン。生地がロール状になっていで、しっとりしていてシナモン風味。結構美味しいです。スーパーで15.50ペソ。
ちなみにこちらはビンボートラック。街中いろいろなところで見かけます。
Rebanada(レバナダ/主にパンの薄い一切れ)という名前のパン、というかこれはもはやお菓子。
見ての通り、パン。ただし硬いラスクのようなパン。2枚にクリームが挟んであります。うーん、ポロポロしちゃって食べにくいのなんの。でもまぁ、このパリパリ感はくせになりそうです。
パニーニも売っていました。22.5ペソ。
薄い生地の真ん中に切れ込みが入っています。3枚で1袋×2袋の使い勝手のいいパッケージです。